前回、GKのテクニックとして、
5つほど大枠を紹介いたしました。
今回からそのテクニックについてお話していこうと思っていましたが、
どうしても1つだけお話をしておきたいことが。。。
小学生年代がテクニックを習得するうえで
重要な時期であるということをお話いたします。
サッカー指導者の中では共通認識事項でもあるので、簡単に。
『スキャモンの発育発達曲線』
というものがあります。
神経系、リンパ型、生殖型、一般型とが
成長期にそれぞれがアンバランスになり
20歳前後でバランスの取れた状態になるということです。
その中で、神経系は
7歳~9歳をプレゴールデンエイジ期
10歳~12歳をゴールデンエイジ期
と言い
一番神経系が発達する時期といわれています。
この考え方からすると、
この小学生年代は、テクニックを習得するうえで
もっとも重要な時期なのです。
つまり、この時期にたくさんボールに触れることが
重要になるのです。
ボールフィーリングともいいますが、
ボールを扱う感覚が一番高まるので、ぜひ取り組んでください。
この練習方法はまた別途紹介いたしますね!
そして、もうひとつ!
『GKであるまえにサッカー選手』
であることを忘れないでください。
現代サッカーでは、
GKへのFPとしての関わり方
の要求が高くなっています。
ボールを止めて、蹴るというシンプルなことですが、
この精度の高さが求められています。
そして、そのスキルを一番習得できる時期が、
やはりゴールデンエイジ期なのです。
小学生GKにとって、この時期たくさん身に付けるべきテクニックがあります。
ただ、地道にトレーニングをしていけば、確実に巧くなります!
後々に差がつきます!
次回から紹介するテクニックについては、
ポイントを絞ってお話します。
それを意識するだけで、
トレーニングの効果は高まりますので、参考にしてください!
トレーニング時間を効率よく使うことで、
たくさんのトレーニングをすることができますよね!
そうすれば、良いGKへの近道となるでしょう!!!