前回はコーチングの基本的なことをお話しました。
ポイントは
『WHO(誰が)』『WHEN(いつ)』『HOW(どうする)』で、
2単語か3単語くらい短く、大きな声で「指示」することですね。
今回はボールの位置によって、
指示の内容が変わることをお話します。
そもそも、ボールの位置ですが、
自分のゴールから遠い位置=『高い位置』
自分のゴールから近い位置=『低い位置』
という考え方をします。
ここで、イメージしてくださいね。
・高い位置=相手のゴールに近い
=指示の対象はFWの選手
・低い位置=自分のゴールに近い
=指示の対象はDFの選手
になりますよね!(基本はですよ・・・)
今回は、
高い位置の「コーチング=指示」についてお話します。
さきほどもお話しましたが、
FWへの指示ということは、
GKが瞬時に細かく伝えていくことは困難です。
また、FWへの指示となると重要性・緊急性が低くなります。
ではどうするのか、
「共通認識」
を持たせるコーチングを意識します。
前にGKはチーム全体を見ることができるとお話しました。
ですが、それだけではないですよね?
相手チーム、ボールといった
フィールドの状況を把握する
ことができます。
逆にいうと
フィールドの状況を把握しなければならないのです。
そうです、その状況を常に伝え、
チームに共通認識を持たせるコーチングをするのです。
自分のゴールに近づけさせないように
チームで守備をさせることが重要なんですよ!
これにより、チームを統率する力もついてきます。
あっている、間違っているはないと思います。
見たままの状況を伝えていくのです。
自信を持って伝えて下さいね!