日本FKで失点。。。
吉田選手へのマークの指示
※1.05秒のところでストップしてみてください。
壁の後ろに一枚相手の選手がいます。
川島選手を観てください。
FKを蹴る相手選手が右足なので、
当然、右巻きのカーブを警戒して、
すこしオープンスタンスで構えています。
そして、壁の後ろの選手が邪魔なのか、
顔をすこしのぞかせていますよね?
ということは、ブラインドになって邪魔なのです。
この時点で、失点の可能性が高くなりました。
蹴る瞬間が見えないということは、
蹴られた瞬間に反応できないということです。
結果、この選手の足もとから、
ボールが来て失点しています。
そして、もうひとつ、
吉田選手が一枚余っています。
私だったら、吉田選手を
ブラインドになっている選手に
マークさせます。
そうすれば、このブラインドの選手が
スルーをしたときに、
吉田選手が止めることが
できたかもしれません。
セットプレー時のDFの
組織化はとても重要です。
壁の位置やマークの付き方、
余った選手の配置などはGKがリーダーシップをとり、
瞬時にする必要があります。
チームでもセットプレーの守備に対する
組織化をGKが率先して実施してくださいね。
次に機会には、セットプレーの守備について
お話しますね。