では、今回からは前回お話した、
各キャッチングのコツをお話していきます。
まずは、オーバーハンドキャッチについて!
ここで、小学生特有の問題があります。
それは・・・
手が小さいことです。。。
手が小さいためにボールを掴めず、
ファンブルすることが多々あります。
これは仕方ないことなので、
今すぐ何か対策があるわけではありません。
ただ、これからお話するポイントに注意していただければ、
手が大きくなった時にキャッチングの質が高まります。
習慣つけることで、ジュニアユース年代、ユース年代で
差が出てくることは間違いないでしょう!
では、早速、ポイントは2つです。
・ ボールを捕らえる位置
・ 手の形
です。
まず、『ボールを捕らえる位置』についてですが。。。
関係してくるのは
「肘」
です。
ちょっととボールを両手で持ってみてください。
肘を曲げすぎると、ボールを捕らえる位置が
顔に近くなり、窮屈ですよね?
また、ボールを捕らえる位置が見えにくいと思います。
また、顔に当たる確立も高く、
恐怖感が増します。
逆に、肘を伸ばしすぎると力は入るのですが、
衝撃を吸収できず、手のひらが突き出るので、
弾く確立があがります。
一番いいのは、
肘を軽く曲げ、
ボールを見やすい位置
に置くことです。
そうすることで、指の力加減もちょうど良くなりませんか?
『自然体』を心がけてください。
次に『手の形』です。
長座で足は広げて、真ん中にボールを置いてみてください。
そのボールの上に両手を置いてボールを掴んでみてください。
掴めましたか?
では、先ほどお話した肘の角度を意識しながら、
ボールを持ち上げてみてください。
指の力加減はどうですか、掴みにくくないですか?
その手の形が基本的な手の形です。
一応、言葉にしておきますのね。
・ 親指と人差し指で『W』の形をつくる。
顔の前に、親指と人差し指で壁を作ってください。
・ 指を大きく開き、ボールのふれる面積を広くする。
・ 指の先を意識して掴む。とくに小指です。
・ 手のひらを突き出さない。
です。
手の形を習得できると、
突き指等の怪我の防止にもつながります。
痛い思いをすると、モチベーションが下がるだけでなく、
トレーニングの質もさがり、変な癖がつきます。
最初は難しいですが、意識して習慣化することで、キ
ャッチングの質はあがります。
チャレンジを!!